2017年度で消滅する世田谷代田駅仮ホーム | はやこま すていしょん!

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2017年度に小田急小田原線代々木上原〜梅ヶ丘間の複々線が完成しますが、それに伴って世田谷代田駅の仮ホームが廃止されます。

(世田谷代田・2017年2月12日)
小田急小田原線の複々線化は連続立体交差化と並行して進められてきました。最後に残った代々木上原〜梅ヶ丘間は地下化されることになりました。
そして2013(平成25)年に将来の急行線の地下化が完了しました。そして緩行線が開通するまでは急行線の複線で営業をすることとなり、その結果東北沢駅と世田谷代田駅では仮ホームでの営業を開始しました。
東北沢駅は緩行線と急行線は同一面にあるので、本来のホームに仮ホームを延長して急行線での乗降を可能にしています。
一方世田谷代田駅は上下2層構造で、緩行線の下に急行線が通る構造となっています。その急行線に現在は仮ホームを設置しています。
このフロア複々線が完成すると緩行線のホームとなります。

(世田谷代田・2017年2月12日)
左右にある壁の向こう側には緩行線の線路が敷設されました。
透明な部分から覗くと緩行線を見ることができます。

(世田谷代田・2017年2月12日)
まだ架線がありませんね。
現在はここからさらに階段で仮ホームまで降ります。

(世田谷代田・2017年2月12日)
仮ホームながらエレベーターも設置されています。
階段を降りると仮ホームです。

(世田谷代田・2017年2月12日)
こちらは下り1番ホーム。新宿方に歩いて行くとシールドトンネル部分に到達します。

(世田谷代田・2017年2月12日)
急行線の東北沢〜世田谷代田間はシールド工法で掘削されました。その終端部が仮ホームにかかっています。
下り線のシールドトンネル終端部は、シールドマシンの外殻がそのまま使われています。

(世田谷代田・2017年2月12日)
手前にあるエレメントとは明らかに違う姿をしているのでわかります。
下北沢方面を見ると、いかにもシールドトンネルという感じの光景が見られます。

(世田谷代田・2017年2月12日)
ちなみに上り線にはシールドマシンの外殻がありません。

(世田谷代田・2017年2月12日)
いずれにしてもこの光景も2017年度を最後に見ることができなくなってしまいます。

(世田谷代田・2017年2月12日)
日本の土木技術をチェックするなら今のうちです!