東武1800系臨時快速を撮影してきた! | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

今日は東武1800系を使用した臨時快速を撮影してきました。

(クハ1819・合戦場〜家中・2016年10月9日)

1800系といえば、伊勢崎線の急行「りょうもう」用として製造された車両でした。

子どもの頃読んだ鉄道の本で、急行なのに専用編成を使っていることにビックリした記憶があります。

とはいうものの、実際に「りょうもう」に使っている姿を撮影したのはほんの数回でしたし、乗車したこともありません。

(「りょうもう」クハ1860・せんげん台)

1800系は1969(昭和44)年に4両編成6本が製造され、1973(昭和48)年に2本が増備されました。そして1979(昭和54)年に中間車2両が製造されて、6両編成に増結されました。それほど「りょうもう」は好評だったようです。

1987(昭和62)年には各部をマイナーチェンジした1819Fが製造されました。

 

「りょうもう」が特急に格上げされ、200系に置き換えられた後、1800系のうち、1811F、1812F、1815Fは通勤車に格下げ改造。のちに廃車になりました。

1814Fはそのまま廃車

1813F、1816Fは350型に改造され、351〜353Fとなりました。

1817F、1818Fは300型に改造されました。

そして経年が若い1819Fだけが原型を保っています。1819Fは定期運用を持っていないので、臨時快速やイベント列車で走る以外は南栗橋車両管区に留置されています。

(クハ1819・合戦場〜家中・2016年10月9日)

ですので、こうやって走っている姿を撮影できるチャンスはそう多くありません。でもやっぱり良くできたデザインだなと思います。

 

300型と350型は日光・鬼怒川線の急行「きりふり」「ゆのさと」「南会津」用に改造した車両です。

日光・鬼怒川線向けに勾配抑速ブレーキを搭載し、塗色を変更しましたが、座席などは1800系のままです。

300型が6両編成、350型が4両編成となっていて、1991(平成3)年から運用に就きました。

(「南会津」クハ353-1・栗橋〜新古河・2005年2月27日)

2006(平成18)年から「きりふり」「ゆのさと」が特急に格上げされたため、300型、350型もそのまま特急車両になりました。

(「きりふり」クハ350-1・姫宮〜東武動物公園・2016年10月9日)
客室設備はそのままとなっているので、料金が割安になっています。現在は通勤特急「きりふり」「しもつけ」のほか、臨時「きりふり」に使用されています。

そんな1800系、300型、350型ですが、来年登場する500系の影響をどのように受けるのかが気になるところです。