10月10〜12日に運行される東北「カシオペアクルーズ」を撮影してきました。
(「カシオペアクルーズ」EF81 97・白坂〜新白河・2016年10月10日)
今回の「カシオペアクルーズ」は上野を朝出発して、日中に東北本線を仙台付近まで北上します。つまり普段だと日没で撮れないエリアでも撮影できるということで、今回は新白河まで行ってみました。
牽引機はEF81 97。前のパンタグラフを降ろした片パンで走ってきました。
東北本線は黒磯から交流電化区間となりますが「カシオペア」の場合、通常は黒磯駅を通過して交直を「車上切換」します。そして黒磯〜郡山間は無停車なので、この区間はパンタグラフを2基上げた状態で走行し、郡山駅でパンタグラフの昇降をしています。ちなみに交流区間でパンタグラフを2基上げている場合、片方のパンタグラフは遮断されて通電していません。
今回の「カシオペアクルーズ」は黒磯駅に停車したので、一旦パンタグラフを降ろして駅構内の交直を切り換える「地上切換」をした後、パンタグラフを1基だけ上昇させたわけです。
そういった意味でいろいろ珍しいシーンを撮影できたかなって思います。