「TRAN SUITE 四季島」の試運転を撮影してきた! | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

JR東日本のクルーズトレイン、E001系「TRAN SUITE 四季島」の試運転が先週から始まっています。そして9月20日からは常磐線で日中の試運転が行なわれています。

ということで、今日は「四季島」の試運転を撮影しに行きました。出発した時間が微妙だったので、高速道路からアプローチしやすい牛久〜ひたち野うしく間で待ち構えていたら「四季島」がやってきました。

(E001-10・牛久〜ひたち野うしく・2016年9月21日)

ここは交流区間ですが、パンタグラフは4基とも上がっていますね。まぁ走行中に交直切換する車上切換では、走行中にパンタグラフを昇降しないのですけど。

 

この後、羽鳥駅に向かって「四季島」を観察しました。

(E001-01・羽鳥・2016年9月21日)

まだ川崎重工業製の7両だけなので正規編成ではありませんが、シャンパンゴールドの車体とブラックアウトした先頭部のコントラストが強烈ですね。

あと3号車と8号車のパンタグラフが降ろされているので、交流区間ではパンタグラフ2基で走行する模様。

 

E001系は号車に合わせて付番するという、JR東日本では異例の付番方法を採用しています。つまり1号車がE001-1となります。

(E001-1・羽鳥・2016年9月21日)

1号車は展望車。運転台越しに前面展望を楽しめる他、側窓も大きくなっています。

また動力車でもあり、駆動システムはVVVFインバータ制御となっています。

1号車には非電化区間を走行する際に使用するディーゼル発電機を搭載していて、その機器室が車体のかなりのスペースを占めています。

台車はDT83形。

(E001-1・羽鳥・2016年9月21日)

1、10号車にはパッシブの左右動ダンパと上下動ダンパが装着され、アンチヨーダンパは装着されていません。

 

2号車

(E001-2・羽鳥・2016年9月21日)

2、3、4、8、9号車には「スイート」が3室あります。

パンタグラフを搭載した動力車です。なおE001系の2〜9号車は左右動フルアクティブサスペンションと上下動セミアクティブサスペンション、アンチローダンパを搭載しています。

(E001-2・羽鳥・2016年9月21日)

ちなみに2、3、8、9号車の台車はDT84形です。

 

 

3号車

(E001-3・羽鳥・2016年9月21日)

3号車のパンタグラフは交流区間では使用しないようで、降ろしていますね。ただEH800のように津軽海峡線では上げるかもしれませんが、どうなるのでしょう?

 

4号車

(E001-4・羽鳥・2016年9月21日)

川崎重工業製で唯一の付随車。バリアフリー対応室があるようです。

5号車「ラウンジ」、6号車「ダイニング」、7号車「四季島スイート/デラックススイート」は総合車両製作所が担当しています。

 

8号車

(E001-8・羽鳥・2016年9月21日)

基本的に3号車と同仕様だと思いますが、9号車側に非常口のような小さなハッチがあります。

 

9号車

(E001-9・羽鳥・2016年9月21日)

2号車と基本的に同仕様だと思いますが、乗降扉の位置が逆になっています。

 

10号車

(E001-10・羽鳥・2016年9月21日)

展望室とディーゼル発電セットを搭載している車両で、基本的1号車と同仕様だと思います。

ちなみにE001系の車号は妻面に標記されています。

(E001-10・羽鳥・2016年9月21日)

ひととおり観察が終わった後、羽鳥駅を発車した「四季島」を撮影しました。

(E001-10・羽鳥〜岩間・2016年9月21日)

イレギュラーな編成ですが、これはこれで記録になりますね。