道南いさりび鉄道のキハ40 | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

北海道新幹線の開業で並行在来線となる江差線五稜郭〜木古内間が経営分離され、第三セクター道南いさりび鉄道となりました。同線にはJR北海道からキハ40形1700番代9両が譲渡され、旅客営業をしています。

(キハ40 1793・渡島当別〜釜谷・2016年8月7日)

キハ40形1700番代はキハ40形700番代に延命工事を施した区分番代です。

車号は1793、1796、1798、1799、1807、1810、1812、1814、1815で、JR北海道時代のまま改番はされていません。

(キハ40 1812・函館・2016年3月26日)

塗装も7両についてはJR北海道カラーのままでしたが、7月から1814が山吹色に青いラインの新カラーとなりました(1枚目の写真2両目の車両です)。

また1793と1796の2両は観光列車「ながまれ号」用として内外装を一新して開業に備えました。

(キハ40 1796・五稜郭・2016年6月5日)

車内にはテーブルなどを設置して、観光列車に使用される他、普段は定期列車にも使用されています。

余談ですがこのキハ40 1796は2004(平成16)〜2005(平成17)年にかけて茶色に塗装されて、「大沼バーベキュー号」に使用されたことがあります。

道南いさりび鉄道の列車は全て函館駅に直通します。また車両基地は新設せず、JR北海道函館運輸所を共同使用し、検修も五稜郭車両所が担当。また指令システムもJR北海道と共同使用という形を採用しています。

開業してまだ半年も経っていませんが、新カラーが登場するなど、早くも変化が見られました。JR北海道カラーのキハ40形が道南いさりび鉄道を走る姿は、そう長くはないのかもしれませんね。