今日は東海道本線の貨物列車を撮影しに行ったのですが、そんなところに651系1000番代「伊豆クレイル」がやって来ました!
(クロ650-1007・早川~根府川・2016年7月1日)
「伊豆クレイル」は7月16日から小田原~伊豆急下田間で運行を開始する観光列車です。現場に居合わせていた人たちの話では、今日から伊豆急行線内での試運転が始まるそうで、初日の今日は南伊東~片瀬白田間で試運転を繰り返すとのことでした。
詳細はよくわかりませんが、運転士のハンドル訓練なのかもしれません。
撮影した列車は伊豆高原までの送り込みだったようですが、自分はこのあとに撮影したい貨物列車がいくつかあったので、それらを撮影後に移動しました。
さて、試運転の区間はわかっても時刻はわかりません。でもそんなに距離が長くないし単線なので、どこかで張り込んでいれば遭遇できるだろうと判断。川奈駅で時刻表を確認しつつ張り込みました。時刻表に出ていない列車が来れば、それは「伊豆クレイル」のはず。
張り込み開始直後に踏切が鳴りました。表示は下り列車。でも来たのは8000系。
(クハ8001・川奈・2016年7月1日)
まぁこれは時刻表通りなので問題なし。
続けざまに踏切が鳴動。しかもまた下りで、時刻表に出ていない。
「こっこれは?」
と、思ったけど来たのは「踊り子」でした(笑
(「踊り子」クハ185-1・川奈・2016年7月1日)
駅の時刻表では通過列車のフォローまでしていなかったことをすっかり忘れていました。この作戦は失敗か?
と、思ったらまた踏切が鳴動。しかも下り。まさかの下り3連発。これは期待せずにいられない。
(クロ650-1007・川奈・2016年7月1日)
女性客を意識したデザインとなった「伊豆クレイル」。タキシードトレインもすっかり
様変わりしましたね。
川奈での撮影後、片瀬白田に移動して、折り返し作業中の「伊豆クレイル」を見物しました。
(クロ651-1101・片瀬白田・2016年7月1日)
1号車は2人掛けのカウンター席を海側に、向かい合わせの席を山側に配置しています。
(クロ650-1007・片瀬白田・2016年7月1日)
なお座席車はグリーン車となりました。
(モハ650-1007・片瀬白田・2016年7月1日)
フリースペースなので、唯一の普通車扱いです。
3号車はグループ向けのコンパートメント席車。
(モロ651-1007・片瀬白田・2016年7月1日)
1・3号車は旅行商品としての設定となり、往路ではランチ、復路ではスイーツを楽しめます。
(クロ651-1101・片瀬白田・2016年7月1日)
車内は通常のリクライニングシートと、向かい合わせに固定したボックスシートを用意しています。
伊豆の山や海をみながら飲食を楽しむ観光列車「伊豆クレイル」。一度は乗ってみたいと思います。