京急ファミリー鉄道フェスタに行ってきた! | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

今日は京急ファインテック久里浜で毎年開催されている「京急ファミリー鉄道フェスタ」に行ってきました。

(デハ2031/デハ2451/デハ1801/デハ2133/デハ1057/デハ1025/デハ817-1・京急ファインテック・2016年5月29日)
京急ファインテックは京急の子会社で、久里浜事業所では京急車両のメンテナンスを受け持っています。
特修工場では全検を受けている車両も見ることができます。

(デハ2024・京急ファインテック・2016年5月29日)
入場中の2017編成は赤い部分がほとんど残っていませんでしたが、車体更新をしていたのかも知れません。
また京急ファインテックでは都営浅草線5300形のメンテナンスも受託しています。

(5020-8・京急ファインテック・2016年5月29日)
5300形の後継車は2017(平成29)年度から登場する模様。

主工場ではいろいろな体験イベントが催されていました。これは非常階段体験。

(デハ1041・京急ファインテック・2016年5月29日)
てっきり前面の非常口かと思ったら、乗降扉に非常階段を設置して乗降するものでした。

2100形機器更新車の台車が展示されていました。

(京急ファインテック・2016年5月29日)
電動台車はTH2100-M(K)。川崎重工業製です。
機器更新で主電動機をKHM-2100形(シーメンス1TB2010-0GC02形)から東洋電機TDK6163-A形に交換しています。出力は190kWで変わりません。
付随台車TH2100-T(K)形台車も展示されていました。

(京急ファインテック・2016年5月29日)
こちらはなにが変わったのかよくわかりません。

こちらの車庫では車掌放送体験や正面表示器実演、電車と綱引きなどが行なわれていました。

(デハ1485・京急ファインテック・2016年5月29日)
主工場の脇では運転台撮影を実施。

(デハ1476・京急ファインテック・2016年5月29日)
そしてこのイベントお馴染みの撮影会です。

(デハ2031/デハ2451/デハ1801/デハ2133/デハ1057/デハ1025/デハ817-1・京急ファインテック・2016年5月29日)
毎年顔ぶれが違いますが、ここが一番楽しみですね。
今や最古参となった800形

(デハ817-1・京急ファインテック・2016年5月29日)
そろそろ800形も登場時の塗りわけにしてもらえないかな。

2100形台鐵カラー、新1000形イエローハッピートレイン、そして新1000形の並びです。

(デハ2133/デハ1057/デハ1025/デハ817-1・京急ファインテック・2016年5月29日)
台鐵カラー編成は6月初旬までの運行予定とのことですが、また期間を延長して欲しいなって思うのは自分だけではないと思います。

ニューカマーの新1000形1800番台も展示されました。

(デト15/デハ2031/デハ2451/デハ1801・京急ファインテック・2016年5月29日)
新1000形1800番台は、京急では久々の貫通形先頭車となりました。
デト15形も人気です。

(デト15・京急ファインテック・2016年5月29日)
ところで、京急ファインテックには2両の保存車両があります。

京浜急行は京浜電気鉄道と湘南電気鉄道というふたつの私鉄をルーツとしています。
京浜電気鉄道51号形は1924(大正13)年に製造された車両です。

(51・京急ファインテック・2016年5月29日)
晩年は京急140形として活躍しました。

湘南電気鉄道デ1形は1930(昭和5)年に登場しました。

(デ18・京急ファインテック・2016年5月29日)
デ1形は後に京急230形として活躍。また京急電車の基本形を確立させた車両ともいえます。
また、今回は公開されていませんでしたが、初代1000形も京急ファインテックで保管されていますが、2019(平成31)年に京急本社をみなとみらいに移転した際には、企業ミュージアムを設置すると発表していて、そこに保存車両が移転するかも知れませんね。