189系「あさま色」の今 | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

189系「あさま色」のまま現役の長野N102編成を見に行ってきました。

(「おはようライナー」クハ189-9・安茂里・2015年12月28日)
189系は信越本線の特急「あさま」用として開発された特急形電車です。最大の特徴は横川~軽井沢間の66.7‰急勾配を12両編成で通過するために、専用補機EF63形重連と協調運転するシステムが備わっていたことでした。
1982(昭和57)年に東北・上越新幹線が開業してからは、上野口在来線特急の代表格は常磐線の「ひたち」とこの「あさま」でした。
1990(平成2)年にはグレードアップ改造され、塗色もオリジナルの「あさま色」となっています。

(「あさま」クハ189-2・横川~軽井沢・1997年9月)
1997(平成9)年に北陸新幹線が長野まで開業し、189系のほとんどは房総地区などに転属しました。そんななか残存した189系が長野~直江津間の「妙高号」を中心に臨時列車などに運用されていました。
そんななか新製以来長野から転属経験がない生え抜き編成がこのN102編成です。

(「妙高号」クハ189-510・長野・2009年7月30日)
北陸新幹線金沢開業で「妙高号」の運用がなくなり、定期運用は平日の「おはようライナー」だけとなった長野の189系。唯一生き残ったN102編成が「おはようライナー」と「ムーンライト信州」に使われています。
N102編成はいつまで活躍してくれるのでしょうか。