
(狸小路・2015年11月29日)
これは札幌市電の西4丁目電停とすすきの電停の間に札幌駅前通を通る軌道を新設してループ化するものです。新設区間は市電の軌道が道路の脇を通る「サイドリザベーション方式」を採用しています。
「サイドリザベーション方式」は電停を歩道上に設置できることから安全性が高くなるほか、路上駐車の抑制にも効果的だといえます。
訓練運転には2両の電車を使用して、西4丁目電停とすすきの電停の間を往復していました。
かつて縮小の一途を辿った路面電車ですが、ここ数年は路線延長が実施されるなど各地で注目を集めています。札幌市電もさらなる路線延長の構想もあるそうですので今後が楽しみですね。