
(クハE235-1・東京総合車両センター・2015年8月22日)
毎年車両が展示される場所とは違うところで単独展示されていました。
E235系は総合車両製作所が開発したステンレス車体技術sustinaを採用した量産車第1号でもあります。E235系外観上の特徴は雨どいを内蔵して垂直に立ち上がった車体側面の形状にあります。

(クハE235-1・東京総合車両センター・2015年8月22日)
運転台部分はクラッシャブル構造を採用。衝突事故の際、乗務員扉部分がつぶれることで、運転台部分と客室部分のダメージを軽減しようというものです。この構造自体はE217系、E231系近郊タイプ、E233系で採用されていますが、踏切のない山手線では初めて採用されました。
またホームドアでは帯が見えないということもあり、ラインカラーを扉部分としたのも外観上の特徴。ですので、今後登場するであろう他線区仕様車では帯になる可能性もありますね。
10号車はサハE231形4600番代を改造したもので、車体の形状がかなり異なります。

(サハE231-4620・東京総合車両センター・2015年8月22日)
雨どいが外付けで、その分車体が上すぼみになっているのがわかりますね。
扉を開けている車両もあって、車内を見ることができました。

(東京総合車両センター・2015年8月22日)
営業運転は秋頃だそうです。

(クハE235-1・東京総合車両センター・2015年8月22日)
いつもの車両展示コーナーは歴代JR通勤電車が並んでいました。

(クハ209-2104/クハ209-1001/クハE231-69/クハE233-8001・東京総合車両センター・2015年8月22日)
試乗列車も川越線の209系。

(クハ209-3001・東京総合車両センター・2015年8月22日)
国鉄形が全然いないのも珍しい気がしましたが、今後はこんな感じになるのでしょうか?