
(モハ2005/モハ1001・西鹿島・2015年6月6日)
一見すると2面3線に見えますが、実は2面2線の駅です。1番ホームは4両に対応していますが、2番ホームの有効長は2両分しかありません。
新浜松方には2線分の車庫があります。

(クハ2101/クハ2106・西鹿島・2015年6月6日)
車庫のさらに新浜松よりにも留置線が延びています。

(モハ1006・西鹿島・2015年6月6日)
手前にある線路が西鹿島線。西鹿島駅を発車した新浜松行きの電車は勾配を駆け下りていきます。

(モハ1002・西鹿島・2015年6月6日)
留置線はさらにもう1本あり、洗浄機も備えられています。遠州鉄道最後のつりかけ駆動車モハ25形が留置されていました。この奥には工場も設置されています。

(モハ25・西鹿島・2015年6月6日)
手前の線路は天竜浜名湖鉄道です。
西鹿島駅は遠州鉄道と天竜浜名湖鉄道の共同使用駅です。

(HT2105・西鹿島・2015年6月6日)
駅舎は遠州鉄道側にあります。

(西鹿島・2015年6月6日)
遠州鉄道の西鹿島駅は国鉄二股線の建設に伴って1938(昭和13)年に約400m南側に移設されました。
二股線開業時の西鹿島駅は1面2線で、貨物営業もしていました。また1958(昭和33)~1960(昭和35)年まで遠州鉄道の気動車が西鹿島から遠江二股まで直通運転を実施したことがあります。
1970(昭和45)年に貨物営業を廃止し、1977(昭和52)年に遠州鉄道の車庫が西鹿島に移設された際に二股線は1面1線化されました。

(HT2105・西鹿島・2015年6月6日)
天竜浜名湖鉄道のホームの長さが国鉄時代を感じさせますね。