東京都電7000形赤帯車 | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

仕事を終えた帰り道に都電7000形の赤帯車を見かけました。

(7001・面影橋~早稲田・2015年5月4日)
黄色い車体に赤い帯の塗色は都電のツーマン車、すなわち車掌が乗務していた電車の塗色です。
7000形は車体更新時にワンマン車となりましたので、この車体の赤帯はあり得ないわけですが、リバイバル塗色として2013(平成25)年11月9日から運行されています。

たまたまバイクで移動中だったことと、せっかく赤帯車を見かけたので、飛鳥山まで明治通りを先回りして、赤帯車を待ち構えることにしました。

飛鳥山~王子間は都電唯一の併用軌道区間です。

(7002・王子~飛鳥山・2015年5月4日)
かつては熊野前~小台間も併用軌道でしたが、現在はセンターリザベーション方式を採用して道路と軌道を分離しています。その結果、荒川線の併用軌道内には停留所はありません。

最古参ながら7000形は都電中最多の19両が在籍していましたが、2015(平成27)年度末までに10両が廃車される予定です。

(7019/8808・王子~飛鳥山・2015年5月4日)
2016(平成28)年以降の在籍両数は9両となり、最多両数の座は8800形(10両)に譲ります。

さて、赤帯車がやってきました。

(7001・王子~飛鳥山・2015年5月4日)
1970年代までの都電と言えばこのカラーでしたので、年配層にとってはこちらの方が馴染みがあるかもしれないですね。
ちなみにツーマン時代、車掌が発車を促す合図としてベルを鳴らしていたのが「チンチン電車」の由来だったと思います。

赤帯車に続いて青帯車もやってきました。

(7022・王子~飛鳥山・2015年5月4日)
こちらもリバイバルカラーですが、青帯はワンマン車を示すカラーでしたので、これが7000形更新車本来のカラーですね。それにしても赤帯車と青帯車で黄色の色味がかなり違うんですね。