
(「しらさぎ」クロ682-2306・加賀笠間~松任・2011年3月26日)
交直流電車を直流化するという手法はすでに485系→183系で実例があります。

(「こうのとり」クロハ183-802・塚本・2011年3月13日)
初期の改造車は主変圧器など、交流機器を撤去して、113系に搭載改造。415系800番代として七尾線に転用していましたが、後期の183系は交直切替スイッチの使用停止程度に改造が簡略化されていました。
そんなわけで今回も機器を撤去せずに使用停止で対応するかもしれませんね。
話が逸れましたが、683系2000番代あらため289系の投入計画は以下の通り。
「くろしお」
6両編成5本と3両編成3本の39両。
「こうのとり」「きのさき」「はしだて」
4両編成7本と3両編成6本の46両。
「しらさぎ」用683系2000番代は、5両編成12本と3両編成9本で運用していましたが、今回の転配では5両編成12本を6両編成と4両編成に組み替える様で、パンタグラフを搭載しないサハ683形2500番代を差し替えることになりますね。

(サハ683-2509・金沢総合車両所松任支所・2015年2月12日)
今後出場してくる289系がどのような姿になるのか期待しましょう。
ところで「しらさぎ」編成が全車289系化されるわけですが、683系2000番代は区分番代消滅とはなりません。それは「サンダーバード」用R編成が存在するからです。

(「サンダーバード」クモハ683-3522・京都・2007年2月11日)
このR編成は4本のみの存在となりますが、今後も残る683系2000番代として気にとめておきたいものです。