東武鉄道が新型特急車両500系を投入するそうです | はやこま すていしょん!

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東武鉄道が4月22日付のプレスリリース で、新型特急車両500系の投入を発表しました。

東武鉄道プレスリリース より)
500系は2M1Tの3両編成。分割併合などの多彩な運用を考慮して前面貫通構造を採用しています。素材はアルミ製で川崎重工業が製造を担当。デザインの監修は奥山清行氏が担当しています。
車体の基本色はシャンパンベージュとして、フォレストグリーンとフューチャーブルーのラインで構成。


東武鉄道プレスリリース より)
車内は白を基調として木目を配置。天井の形状は鬼怒川と隅田川をイメージして造形されています。座席は江戸紫をモチーフとして配色し、袖部分は印伝をモチーフとした柄模様です。

東武鉄道プレスリリース より)
シートピッチは1,000mmで100系「スペーシア」の1,100mmより狭いですが、200系「りょうもう」の985mmよりは広くなっています。また無料の無線LANサービスも実施。
主電動機は永久同期電動機を採用。現在の主流である誘導電動機よりも同じサイズなら高出力化させることができます。逆に同じ出力なら小型軽量化ができるというメリットがあります。また全密閉化できるのも特徴です。

500系は東武鉄道初となるアクティブサスペンションを搭載。

東武鉄道プレスリリース より)
イラストを見ると、空気アクチュエーター式なので、JR東日本のフルアクティブサスペンションと同じタイプのようですね。

500系は8編成24両を製造する予定。リリースによると500系は「特急スペーシア、特急りょうもう等に加え」と書かれているだけですが、おそらく300系、350系の置き換えが目的なのではないかと予想しています。
現在300系は6両編成2本、350系は4両編成3本の合計24両が在籍していますが、これを3~6両編成で効率的に運用することが狙いなのではないでしょうか?
そんな500系のデビューは2017(平成29)年春です。