超電導リニアがさりげなく590km/hをマークしている件JR東海が4月16日に出したプレスリリース で山梨リニア実験線での長距離走行試験の結果を報告していますが、その試験の中で「営業線設備の最適設計に資するために550km/hを超える速度域でのデータの取得を目的」に試験を行ない、4月16日午前中に590km/hによる有人走行を実施したと書かれています。 (山梨リニア実験線・2013年12月3日) 超電導リニアMLX01が2003年12月2日に581km/hという世界最高速度を記録していますが、それをあっさり抜き去っていますね。しかも大々的にアピールしてません。 これは潜在能力的にはもっと速度が出せることを意味しているのかもしれませんが、すでに営業運転へ向けての開発段階なので、500km/h走行時の安定性、安全性確立とコストダウンのための、余裕性能で590km/h出せたということなのかもしれませんね。