
(「トワイライトエクスプレス」スロネフ25 503・松任~野々市・2015年2月12日)
編成は従来の10両編成から7両編成となり、1~4号車が「スイート・ロイヤル」、5号車が「サロン・デュ・ノール」、6号車が「ダイナーズプレヤデス」、そして乗務員用車両の7号車と電源車で構成されます。
1号車はスロネフ25形500番代、そして2~4号車はスロネ25形500番代。

(スロネ25 503・長岡・2014年9月3日)
スロネ25形500番代は3編成分3両しかありませんので、この編成では全車両が使用されますことになりますね。
「トワイライトエクスプレス」の定員は40人設備は超豪華版となりました。
「展望室付スイート」1室

「トワイライトエクスプレス」の象徴的存在は今回も変わりません。
「スイート」3室

中間タイプの「スイート」は従来の1室から3倍に増強されました。
「ロイヤル」16室

「ロイヤル」も従来の8室から倍増。エキストラベッドを使用した2人利用を前提にしています。
興味深いのは運行区間。
下りは大阪~下関間の運行ですが、大阪を10時頃出発して一旦北上。琵琶湖を一周してから東海道・山陽本線を下り、翌日15時頃に下関に到着するダイヤ。上り列車は下関~京都間の運行で、下関を10時頃に出発した後山陽・東海道線を経由して琵琶湖を一周。京都には翌日18時に着くというものです。
5、6月はこの山陽コースを下りが5月16、23、30日、6月6、13、20、27日(毎土曜日)に大阪を出発。上りが5月18、25日、6月1、8、15、22、29日(毎月曜日)に下関を出発します。
また7月からは山陰本線経由の山陰コースも計画されています。さらに途中停車駅では地域共生のためのイベントなどが予定されているようです。
プレスリリースにあるとおり、これら一連のツアーは2017(平成29)年春から運行を開始する「トワイライトエクスプレス瑞風」の運行シミュレーション的役割も持っています。
5月から運行を開始する「トワイライトエクスプレス」がいつまで走るのかわかりませんが、できるだけ多く走ってもらいたいものです。