
グリップがついて、コンデジっぽくなくなりましたね。
キヤノンのミラーレスデジカメはEOS M、EOS M2に続く第3弾ですが、今回は明らかに大きくなりました。

幅×高さはEOS Mが108×66.5mm、EOS M2が104.9×65.2mm、EOS M3は110.9×68mmとなっています。
重さはEOS Mが262g、EOS M2が238g、そしてEOS M3が319gです。

EOS MとEOS M2の背面ダイヤルとボタンは共通でしたが、EOS M3ではボタンが2個増えて配置や役割も若干変わり、露出補正ボタンが消えてストロボボタンが登場しています。
大きく変わったのは上部。撮影モードダイヤルで露出方式を選べるようになりました。また露出補正ダイヤルを装備。露出補正ボタンが消えた理由がここにありますが、こちらの方が操作しやすいと思います。さらにシャッターボタンはフロントダイヤルになり、マニュアル露出時の操作性が向上しました。

ちなみに奥行きはEOS Mが32.3mm、EOS M2が31.6mmなのに対してEOS M3は44.4mmとなります。EOS M2では小型軽量化をしたのに対してEOS M3では敢えて大きくしているので、EOS M2の後継機ではなく、上級機という位置づけなのでしょう。
有効画素数は約2,420万画素と、従来の約1,800万画素の3割増し。映像エンジンもDIGIC5からDIGIC6に進化しています。
AFはハイブリッドCMOS AFⅢに進化。の測距点は最大49点とEOS M、EOS M2の31点より大幅に増えました。
EOS M3は電池も新しくなりました。

EOS M、EOS M2用のLP-E12よりも厚みがあるLP-E17となりましたが、充電器を含めて互換性がなくなったのはちょっと不便かも? ただし撮影可能枚数は若干増えているようです。
EOS M3で嬉しいのは液晶パネルがバリアングルになったことです。

今回EOS M3を購入した理由はまさにこれでした。今までEOSのバリアングル機としてEOS70Dを使っていましたが、その代わりが務まるか興味深いところです。
なお、購入したのは25,000台限定のEVFキット。

このEVFアングルを変えることができます。

一眼レフを使い慣れているとEVFの方がしっくりくるかもしれませんが、ライブビューにも馴れちゃっているのでミラーレスで必要かどうかは、使ってみて判断しようと思います。
EOS M3では内蔵ストロボも装備されました。

でもこれは使う機会があまりないような気がしますが、いざというときはありがたいかも。
なんとなくミラーレスEOSのシステムが構築されてしまいました(笑

EOS M3を本格的に使うのは週末あたりにありそうですが、じっくりポテンシャルを確認しようと思います。
