「グレードアップあずさ色」が復活しました | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

「グレードアップあずさ色」というのは、発足直後のJR東日本が高速バスに対抗して1987(昭和62)~1990(平成2)年にかけて183系をグレードアップ改造した際、国鉄特急色から変更された塗色です。
この塗色を豊田車両センター所属の189系M52編成に施して、12月6日の団体臨時列車から営業運転を開始しました。

(クハ189-11・立川~日野・2014年12月6日)
当時このカラーリングをまとった編成は全車183系でしたので、形式も編成両数も異なりますが、まぁ183系1000番代と189系は兄弟車ですので違和感はないですね。
ちなみに当時のグレードアップの内容はこんな感じです
・普通車指定席とグリーン車の座席部分の床を170mmかさ上げし、それにあわせて窓の上辺を100mm拡大して大窓化。
・普通車指定席のシートピッチを910mm→960・970mmに拡大。
・グリーン車のシートを1+2列化。
・普通車自由席のシートモケットを変更
・普通車自由席のうち4号車は指定席に変更できるよう170mm床をかさ上げし、窓を拡大するとともにシートピッチを変更できるレールを設置
などです。
ということで、本来は小窓車3両、大窓車6両の編成が小窓車5両+大窓車1両となっている点は違和感があるかもですな(笑
それはさておきこの塗色、当時はあまり好きになれなかった記憶があります。その後いつの間にか「あさま色」の色違いみたいな「あずさ色」になりましたね。

さて、今回「グレードアップあずさ色」が復活したことで、「国鉄特急色」「あずさ色」「あさま色」が出揃ったことになります。どこかのタイミングで4色そろい踏みしてもらいたいものです。特に「あさま色」は北陸新幹線開業後どうなるかわかりませんので。