東京上野ラインの試運転が盛んです | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

東北本線東京~上野間、通称東京上野ラインの線路が完成し、E233系3000番代と185系200番代による試運転が連日のように実施されています。

(クハ185-313・東京~上野・2014年8月4日)
東北本線東京~上野間はもともと線路がつながっていて、かつては東北本線や高崎線、常磐線から東京や品川方面への直通列車が運転され、特急「はつかり」など特急列車の一部は東京始発だったことがあります。
1970年代後半には定期直通列車がなくなっていましたが、臨時列車や荷物列車、回送列車などは運転されていました。
しかし東北新幹線東京~上野間の工事に伴って、神田駅付近の用地確保が困難なことから東北本線の線路を一部撤去して、東北新幹線を建設しました。東京~神田間の一部は引き上げ線として残し、秋葉原には電留線があったため上野からの回送線が残されました。
東京上野ラインは、神田付近の東北新幹線の上にさらに高架線を建設して線路を通したものです。

ちなみにこの高架線の建設は東北新幹線建設時から視野に入れていたらしく、二重高架線の準備工事がなされていたそうです。
ではなぜ今まで建設されなかったかというと、二重高架線の南には首都高速、北には総武線があり、急勾配で上り下りをする必要があったため、通過できる電車の性能に制限があったらしい。一説によると211系では勾配起動が難しいともいわれています。
でも185系が走っていますが、4M3Tだと問題ないのかな? それからこれは予想ですが、高架線は電車規格ではないかと思います。電車は軸重が軽いので建設費が安く済みます。その結果機関車は入線できないのではと予想していますが、これは間違っているかも知れません。
さて、試運転列車はE233系3000番代と185系200番代を使用して、東京~上野間を往復しているようです。

(クハE232-3001・東京~上野・2014年8月4日)
試運転列車は秋葉原付近ですれ違っていました。

(クハ185-313・東京~上野・2014年8月4日)
だいたい12分間隔で運転されていたようです。

(クハ185-313・東京~上野・2014年8月4日)
この区間が開業して、どのような運行形態になるのか興味深い所ですが、秋葉原に駅を設置しなかったのはいただけないなと思うのは自分だけじゃないはずです。

(クハ185-213・東京~上野・2014年8月4日)
秋葉原はあらゆる意味で急成長しています。多少ホームがオフセットしていてもいいから駅を設置してもらいたいものです。