JR東日本のクルーズトレインとJR西日本の新型寝台列車 | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

6月3日にJR東日本がクルーズトレインの概要が発表されました。また5月21日にはJR西日本が新しい寝台列車の概要を発表しています。


JR東日本プレスリリースJR西日本プレスリリース より)
カラーリングの印象ではきらびやかなJR東日本車とシックなJR西日本車という感じでしょうか。

JR東日本のクルーズトレインは10両編成。

電化区間はパンタグラフで集電し、非電化区間はディーゼル発電セットで電力を供給して走行するという電車と電気式ディーゼルカーの性能を兼ね備えたEDCとなります。先頭車が動力車と発表されていますが、2M8TだとTGVみたいにかなり大出力のモーターが必要な気がしますね。

そんな先頭車ですが、ハイデッキ構造の展望エリアが設置されています

ソファを中央に配置し。また、運転台越しに前面展望を楽しめるようです。

展望エリアは意外とせまく、車体中央にはディーゼルエンジントを搭載しているようです。

エンジンの部分は側廊下構造になっているので、かなり大形のエンジンなのでしょう。

寝台車は6両。そのうち5号車がデラックススイート車。

デラックススイートはフラットとメゾネットの2タイプ。

イラストはメゾネットタイプのみ公表されました。

スイート車は5両連結。

スイートは1両あたり3室、合計15室設置されています。


ダイニング車は6号車。

食堂は通常床部分とハイデッキ部分があります。

平面図を見ると1階へ下りる階段があるので、1階には特別なスペースでも設置するのでしょうか?

7号車はラウンジ。

フロアが2段構造になっていて、中央が目一杯下がっている感じです。

天井はかなり高そう。

編成のプロでユースは奥山清行氏が監修。JR東日本ではすっかりお馴染みの方になりましたね。


JR西日本の寝台列車も10両編成です。

編成の構成はJR東日本と似ていますが、1室のみ設定の客室車がありますね。ここが超豪華客室なのだと思います。
車両はハイブリッド車ということですが、動力車比率などはまだわかりません。ただ先頭車は展望室しか設置されないので、ここに主要機器を搭載するのではと思います。

先端部はオープンデッキ構造! まぁ走行中に出ることはできないのでしょうけど、運転台はデッキを見下ろす高さにあり、その下に窓のようなものが見えるので、展望室から前方、後方を見ることができそう。

客室は最上級客室のイラストを公表しました。

これはとても贅沢。プライベートバルコニーまであります。

インテリアデザインは京都迎賓館の設計にも携わった浦一也氏。
エクステリアデザインは100系、300系、700系、N700系、E1系、E2系、E4系など数々の新幹線やE26系「カシオペア」に携わった福田哲夫氏。
そして門上武司氏が食のプロデュースをします。


両列車とも2017年から運行を開始予定。JR九州の「ななつ星in九州」が好評なだけに、両社とも力が入っているようです。