予土線を走る日本一遅い新幹線とフィギュア列車 | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

週末はトロッコ列車「しまんトロッコ」が運行される予土線ですが、その他に「海洋堂ホビートレイン」と「鉄道ホビートレイン」というユニークな観光列車が毎日運行されています。

(キハ32 3・西ヶ方~真土・2014年5月23日)
「鉄道ホビートレイン」は、予土線全通40周年と宇和島~近永駅間開業100周年を記念して3月15日から運行が始まりました。車内には大中小のショーケースがあり、新幹線や四国にちなんだ車両の模型を展示。また0系の転換クロスシートを2脚設置していますが、なによりもインパクトがあるのは窪川方の顔。団子鼻や前照灯、スカートなどは0系をモチーフとしています。塗色も新幹線のアイボリーホワイトとブルーで、警笛も0系と同じ物を使用しています。
運転台の上には検電アンテナまで搭載。

(キハ32 3・近永~深田・2014年5月23日)
尾灯は0系同様、前照灯に赤いフィルターを被せる方式です。
なお宇和島方には車両を増結することを考慮して、キハ32の前面のまま。

(キハ32 3・近永~深田・2014年5月23日)
ただし、0系風のイラストを描いています。

「海洋堂ホビートレイン」は2011年7月9日に開館した海洋堂ホビー館四万十に合わせて運行を開始しました。

(キハ32 4・北宇和島~宇和島・2014年5月24日)
2013年7月にリニューアルされて現在の姿になっています。
コンセプトはSFで、外装はタイムマシンと未来をイメージする宇宙、太古をイメージする恐竜時代を描き、車内は恐竜や未来をイメージさせる海洋堂製作のフィギュアを展示。
こんなユニークな観光列車ですが、毎日運行で沿線住民の足でもあるというのが凄いところですね。

(キハ32 4・務田~北宇和島・2014年5月24日)