飯田線、名鉄豊橋駅今昔 | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

自分が初めて豊橋駅に行ったのはたしか1983年ごろだったと思います。119系の投入が始まって豊橋機関区の80系が淘汰され、のこる旧型国電は伊那松島機関区の戦前形だけとなった時期でした。まだ中学生だったのでそんなに頻繁に行くことができませんでしたが、何回か足を運べたのはラッキーだったのかなと思います。
そんな1983年頃の豊橋駅です。

(クハ68042・豊橋・1983年)
飯田線の主力だった51系を中心とした5両編成。2両編成2組のうち、豊橋側の2両編成にはクハユニ56形を組み込んでいます。さらにクモニ83形100番代が連結されていました。クモニ83形100番代は80系の郵便荷物合造車クモユニ81形を改造したもので、国鉄で最後まで残った湘南顔の電車です。
それから21年後の2004年。その間の1996年には自由通路、1997年には駅ビルが完成し、ホームの一部は建物の影に隠れてしまいましたが、飯田線の主力となっていた119系はJR東海カラーとなって活躍していました。

(クモハ119 5105・豊橋・2004年7月19日)
119系は登場当初、片運転台のクモハ119形とクハ118形を組み合わせて運用されていましたが、1988年頃に一部のクモハ119が両運転台化改造をうけて100番代となりました。また1989年以降、集約分散式のインバータクーラーC-AU711D-G3形を2基搭載し、5100番代に改番されました。
119系は2011年11月より313系3000番代への置き換えが始まり、2012年3月で引退しました。

現在の飯田線の主力は313系3000番代。

(クハ312-3019・豊橋・2014年・5月12日)
飯田線に限らずJR東海の主力である313系ですが、結構バリエーションがあるんですよね。今度調べてみようかと思います。

さて、飯田線の豊橋~平井信号所間は名鉄名古屋本線と共用区間です。豊橋駅も飯田線のホームに隣接して名鉄用の3番ホームがあります。このホームへ進入してくる名鉄電車の今昔です。
1983年の様子。この時初めて名鉄パノラマカーを見ました。

(モ7000形・豊橋・1983年)
この白帯の編成は特急専用編成。1982年に国鉄が投入した117系快速「東海ライナー」に対抗して4両編成5本を改装したものです。この7000系も117系も両方とも今は引退してしまいましたが。
現在は1000系「パノラマスーパー」が活躍中。

(ク1111・豊橋・2014年5月13日)
ホームは若干広げられ、白線(点線だけど)も黄色い線になりましたが、背後の跨線橋は昔のままで、雰囲気はあまり変わっていませんね。

名鉄のホームは今も昔もこの3番ホームを使用しているようです

(モ7000形・豊橋・1983年)
国鉄東海道本線のホーム上には荷物用の跨線橋があるのが見えますね。
こちらが現在の様子です。

(モ1511・豊橋・2014年5月13日)
現在は自由通路が構内を横切っているのがわかりますね。そして駅ビルが見えます。とはいうものの飯田線ホームよりは昔の雰囲気が残っている感じですね。
昔の豊橋駅へは常に東海道本線で訪れていたので、新幹線ホームの様子は全然わかりません。その辺の変化はあと10年後、20年後のお楽しみということで(笑