
(「つどい」モ2014・志摩神明~賢島・2014年5月10日)
「つどい」に使用されている2013系は2000系を改造したものです。種車となった2000系2007Fは同形式で唯一トイレが設置されていた編成です。この手の観光列車というと水戸岡鋭治氏が主宰するドーンデザイン研究所が頭に浮かびますが「つどい」は近鉄グループが手がけたものです。
1号車の運転台よりは風のあそびばというスペースを設けています。

車内はカラフルなソファを設置したスペースですが、最大のポイントはドアの部分が開口部高さいっぱいの窓と、風が入ってくるスリットで構成されていることです。
窓は幅600mm、高さ1,700mmと大型です。手すりはクネットとという波形のものを設置しています。
1号車の後ろ半分、及び2号車の一部と3号車は窓側に向いたシートが並ぶ客室となっています。

2号車の中央はバーカウンターです。

運転中にはふるまいなどのサービスも!

2号車の1号車よりはイベントスペースとなっています。

土産物もここで販売しています。
3号車の運転台付近にはこども運転台を設置。

このマスコンは1810系モ1823のものを流用しているのだそうです。
伊勢市~賢島間の所要時間は約1時間。長いようで短かかったけど、楽しい旅でした。

(「つどい」ク2107・賢島・2014年5月10日)