【京王れーるランドの保存車】(その4)クハ3719形 | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

京王井の頭線の主力だった3000系。1962~1991年にかけて製造された3000系は、日本で2番目のオールステンレス車……ただし、運転台窓部分はFRPで作られたステンプラカーでした。
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(クハ3719・京王れーるランド・2013年10月26日)
リニューアル工事された車両は先頭部を普通鋼製に代え、パノラミックウインドウを装備したスタイルに変わっています。

3000系の登場当初は抵抗制御車で、発電ブレーキを備えていましたが、第10編成からは回生ブレーキを装備。第16編成以降と、5両化用増結車は界磁チョッパ制御となりました。さらに第20~29編成は軽量ステンレス車体を採用していました。

3000系は1996年以降廃車が始まり、2011年に全廃されました。そのうち47両が地方の私鉄に譲渡されて、活躍を続けています。

保存されているクハ3719形ですが、できれば運転台窓部分をFRPに戻して欲しいものです。
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(クハ3719・京王れーるランド・2013年10月26日)