
(コデ165・大雄山・2013年5月16日)
コデ165形の前身はモハ165形。このモハ165形は1976年に相模鉄道から譲渡されたクハ2510形。車体を同じく相模鉄道モハ2024形と振り替えて電動車となりました。
このクハ2510形ですが、その原点は1928年に新製された鉄道省モハ30166です。1949年にクハ38108となり、1953年にクハ16156に改番され、1960年に相模鉄道に入線しています。
モハ30系のダブルルーフが丸屋根に改造されていますが、側面の窓配置には面影が残っていますね。

(コデ165・大雄山・2013年5月16日)
モハ30系をルーツとする車両で現存している車両は非常に少ないのですが、このコデ165形は現役だという点を考えると凄いことですね。

(コデ165・大雄山・2013年5月16日)