
(クハ481-1501・尾久・2012年12月15日)
K40編成は年末から尾久駅構内で長期留置されていて去就が気になっていたのですが、やはり廃車でしたか。
K40編成は「ビバあいづ」編成仙台車を4両編成化して2003年に勝田電車区に転属させたものです。2005年には現在のイルカ色に塗り替えられました。
クロハ481-1501はサロ181-1101を485系化改造したサロ481-1501を普通車に格下げした上に先頭車化したクハ481-1104が種車で、1993年の「ビバあいづ」運転に際して半室グリーン車に改造されるという複雑な経緯を持っていました。

(クハ481-1501・尾久・2012年12月15日)
新設された運転台ユニットにはタイフォンシャッターがなかったため、あらたにタイフォンカバーを装着。またトンネルからのつらら対策で屋上前照灯を撤去しています。
今回の廃車でクロハ481形1500番代は区分番代消滅となります。
モハユニットは485系1000番代。

(モハ485-1053・尾久・2012年12月15日)

(モハ484-1053・尾久・2012年12月15日)
モハ485の行き先方向幕とトイレ窓は埋められて、ルーバーが設けられていました。
上野方先頭車はクハ481形300番代。

(クハ481-345・尾久・2012年12月15日)
485系オリジナルの非貫通形先頭車でしたが、やはり屋上前照灯は撤去されていました。またタイフォンシャッターをタイフォンカバーに変更していました。
K40編成の廃車で、勝田に残る485系はK60編成のみとなりましたが、E657系の投入で651系、E653系の定期運用が3月に終了するため、こちらも置き換えられてしまうかもしれませんね。