
まだ轍の部分はアスファルトが見えていますが、この程度の雪でも発進不能になるクルマが続出するのが大都会東京なのです。
また都内は意外と坂が多いため、一番坂が緩い道にクルマが殺到。数キロを通過するのに1時間近くかかる有様でした。
仕方がないので、交通量が少ない道路へ迂回することにしましたが、今度は都営バスがスリップして走行不能に陥っていました。

もっと交通量が少ないところはこんなに真っ白になりますが、乗用車はもちろんトラックも至る所でスリップ。

とある通りに入るとまたまた大渋滞だったのですが、カーナビを見ると渋滞の先頭の位置がちょっとおかしい。で、その先頭がこの場所でした。

実はここから上り坂が始まるのですが、前のクルマが登り切れない場合に回避するため、後ろのクルマが間隔を開けて発車していたのです。そして登りきれないクルマは、路肩に避難。まるでパリ・ダカールラリーの砂丘越えの手前みたいな光景になっていました。
しかもこの先の側道では立ち往生したトラックが斜めになって道をふさいでいました。
そんな感じで行きは1時間30分ほどで行った道のりを帰りは5時間30分かけて帰る羽目になりましたが、無事これ名馬と言うことで(笑
それにしても東京の交通インフラは相変わらず雪に弱いですね。めったに降らないから仕方がないのかもしれませんが、北海道や新潟在住経験がある自分から見るとちょっと脆弱過ぎる気がします。