千鳥埠頭に何かがいた! | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

神奈川県川崎市の千鳥埠頭と言えば、廃車になった鉄道車両がミャンマーなどに輸出される場所として知られています。この埠頭には神奈川臨海鉄道の線路があり、輸出車両は埠頭まで甲種輸送列車として運ばれた後、埠頭に降ろされて船積みされていました。1月4日に付近を通りがかったのでちょっと思うことがあって立ち寄ってみたのですが、埠頭ではない某所にこんなものが置かれていました。
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(千鳥埠頭・2012年1月4日)
線路のバラストを突き固めるマルチプルタイタンパーですね。オーストリアのプラッサー&トイラー社製の様です。
バルスとを突き固めるツールという爪が特徴的ですが、ベニア板で覆われていました。
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(千鳥埠頭・2012年1月4日)
前の所有者はJR四国。
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(千鳥埠頭・2012年1月4日)
とまぁこれを見たかったワケではなかったのですけどね。
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(千鳥埠頭・2012年1月4日)
実は2年ほど前、同じ場所はこのような光景となっていました。
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(DD51 1006・千鳥埠頭・2011年4月23日)
そのころは、元JR北海道のDD51が2両と24系客車2両が置かれていたのです。2010年に廃車となったJR北海道のDD51、24系、キハ183系がミャンマーに譲渡されることになり、千鳥埠頭まで輸送されたのですが、ミャンマー側の事情で譲渡が中止された4両が千鳥埠頭に残されていました。

DD51は1006と1068。ナンバープレートが外されていましたが、チョークで手書きされていたので判別はできました。
こちらがDD51 1006。
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(DD51 1006・千鳥埠頭・2011年4月23日)

そしてこちらがDD51 1068です。
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(DD51 1068・千鳥埠頭・2011年4月23日)
結果的にはJR北海道のDD51は海を渡らなかったということになりますね。

ロイヤル・デュエットのオロハネ25形550番代は4両ありましたが、唯一オハネ14から改造された554だけがミャンマー行きから外されました。
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(オロハネ25 554・千鳥埠頭・2011年4月23日)
窓には発送票もそのまま残ってました。
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(オロハネ25 554・千鳥埠頭・2011年4月23日)
発送が平成20年11月25日なので、千鳥埠頭にやってきたのは2008年11月末ということになりますね。この場所に移設されたのはいつだか知りませんが、この時点で2年半近く置いてあることになります。

JR北海道には1両しかなかった全室ロビーカーオハ25 551もミャンマーに行きそびれてしまったようです。こちらもオハネ14から改造されました。
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(オハ25 551・千鳥埠頭・2011年4月23日)
思うことがあったといったのは、この4両ってその後どうなったんだろうと思ったからだったのですが、さすがに解体されてしまったようですね。
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(千鳥埠頭・2011年4月23日)

マルチプルタイタンパーも同じ運命を辿るのでしょうか?
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(千鳥埠頭・2013年1月4日)