
DD13をベースに前後にラッセルヘッドを取り付けるのですが、その取り付け作業に手間がかかることと、軸重が重いため入線できる路線に制限があるため、DE15に押されている感があり、JR北海道やJR東日本からは消滅しました。
ちなみにラッセルヘッドを外すとDD13そっくりになります。

しかし軸重が重い=脱線しにくいというメリットもあり、今では除雪以外に使用しないため通年ラッセルヘッドを付けていることもあって、JR西日本ではDD15はまだ存置されているようです。
北陸新幹線の建設で車庫を移設した糸魚川駅にもDD15の存在を確認できました。

ただ、この区間でDD15が残っている理由のもうひとつは、北陸本線の金沢~直江津が北陸新幹線の開業で第3セクター化されるため新造車の導入を控えているという一面もあるのかなと思われるので、DD15の存続を手放しでは喜べないかもしれません。