
1+2シートが1,300mmピッチで6組配置。定員わずか18名のファーストクラス。

電動リクライニングシートはレカロ、JR東日本、川崎重工、日立製作所が共同で開発。リクライニング角度は最大45度、シートの幅は520mm。

背もたれとレッグレストは個別にコントロールすることができます。
その他専属アテンダントによるドリンクや軽食サービスなど、至れり尽くせりの車両。
北陸新幹線用E7系、W7系にも導入されることが発表されています。
まさにステイタスシンボルのような車両ですが、これはかつて東海道本線の特急「つばめ」「はと」などの最後尾に連結されていた展望車を現代に蘇らせたようなものだといえるのかなと思います。

マイテ39やマイテ49は1等車を示す「イ」表記となっています。当時は3等級制でしたので、2等車が「ロ」、3等車は「ハ」と表記されていました。
1960(昭和35)年7月に2等級制に改められて「イ」が廃止され、1等車が「ロ」、2等車が「ハ」となっています。
その直前に「つばめ」「はと」が電車化された際に、展望車に変わる2等車として連結されたのがクロ151「パーラーカー」です。

パーラーカーは、個室と解放室で構成されていました。
個室は4人用で、解放室は1人掛けリクライニングシートが14脚並んでいます。

シートは角度を窓側に向けることも可能な構造となっていて眺望は素晴らしかったようです。ただシートピッチ1,100mmと他の2等車より少し狭かったようですが。
で、グランクラスとなにが共通しているかというと、その居住性、優越感もさることながら、定員が同じ18人だということ。
まぁこじつけですけどね(笑