
現在JR東日本からは国鉄急行形電車は消滅しているので115系で代走?

(クハ115-376・豊田~八王子・2008年4月21日)
いえいえ、実は1970(昭和45)年から2年間ほど115系急行「かいじ」が運転されていたので、これのリバイバル運転ということになります。
このように近郊形車両を使用した急行を、雑誌「鉄道ピクトリアル」では遜色急行って呼んでいましたが、115系「かいじ」も遜色急行といえますね。
とはいうもの面白いのは新前橋電車区のサロ165-14、15を三鷹電車区に貸しだして、ジャンパ連結器を変更して115系に組み込んでいたのだそうです。しかもサロ165-14はご丁寧に横須賀色(通称山スカ色)に塗り替えていたので、ただの遜色急行ではないですね。
さてこのツアーですが新宿~甲府間で運転されるようです。115系定期列車としての新宿乗り入れは1993(平成5)年が最後なのですが、今でも訓練運転列車が新宿駅に顔を見せているので案外珍しくないかも。でも「かいじ」のヘッドマークが装着されるそうです。
往路は新宿8時32分発、甲府10時52分着。
途中の運転停車などはわかりませんが、どこかで「あずさ9号」に抜かれるようです。
復路は甲府14時55分発、新宿18時26分着。
ポスターによると武蔵野線、山手貨物線経由で運転となっていますので、国立から短絡を使って武蔵野線に入り、西浦和から短絡線経由で大宮に行って東北貨物線(湘南新宿ライン)経由で南下すると思われます。
直前に14時48分発高尾行き普通電車が走っていますが、多分追い越さないかなと思われます。そして背後には「あずさ20号」「かいじ116号」が走って来ますので、おそらく「かいじ」同士の追い越しがあるのかな?
まさかの遜色急行リバイバル。
私、気になります!