【国鉄形電車の思い出】 Part34 平坦線区用第2世代新性能交直両急行形電車453系・473系 | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

交直両用急行形電車はMT46(100kW出力)搭載の第1世代451・471系が1962(昭和37)年に登場しましたが、120kW出力のMT54を搭載した第2世代として50Hz用の453系が1963(昭和38)年に登場しました。クモハ453+モハ452-1~21が製造され、東北本線急行と常磐線準急の増発に用いられました。なお付随車は451系と共通でした。
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(急行「ときわ」・クハ451-17・日暮里・1982年11月)
ということで、思い返してみると453系の電動車の写真を撮った記憶がありません(汗
見たことは何度もあるのですが、上野近辺だとクハ451の方が撮影しやすかったということで。
453系は2ユニットが455系200番代に、5ユニットが717系100番代に改造され、残り14ユニットは廃車されて1992(平成4)年に消滅しました。

ちなみに60Hz用としては473系が1965(昭和40)年に製造されましたが、こちらはクモハ473+モハ472-1の1ユニットのみの製造で、1986(昭和61)年に413系に改造されたため、自分が見たことがない新性能電車のひとつとなっています。

交直両用急行形電車は、これ以降平坦線区用車両は製造されませんでした。