完全に独立した荷物列車も多数運転

東海道・山陽本線のEF58、EF62の荷物列車は結構有名でしたね
東北本線や函館本線では普通列車に荷物列車を併結していることが多かったです

客車3両に対して郵便荷物車が6両もつながっていますね
夜行列車にも郵便荷物車は付きものでした

普通電車にも郵便荷物車付の列車がたくさん走っていました。

もちろん単独の荷物電車も走って走っていましたが、これらの郵便荷物列車は1984(昭和59)年に廃止されました。
ブルートレインも電源車に荷物室を備えた列車が多かったですが、末期はブルートレイン便などの輸送サービスに使用されていたことが多くなっていたような気がします。

郵便荷物輸送が廃止されたあとも、一部エリアでは新聞輸送の需要が残っていました。

房総各線ではクモユニ74、クモユニ143
、そして113系が新聞輸送をしていましたが、今は廃止されています。
そんな感じで郵便車、荷物車、郵便荷物合造車も事実上消滅した現在ですが、今でも新聞輸送列車は走っているようです。
それは上野発の高崎行きと黒磯行きの普通列車。

この列車は211系高崎行きです。手前は荷物ホームですが、今も現役で使用されていました。
荷物輸送用の運搬車も現役。

211系1号車の扉には荷物室という幕が。

車内には新聞が積まれていますね。
扉は1号車だけを締め切ることができるようです。

1号車にはトイレが付いているので、トイレだけは使用可能になっているみたい。

このようなカタチになってしまいましたが、まだ新聞輸送は行なわれているようですね。

この光景はいつまで見られるのでしょうか?