函館界隈で見た車両たち | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

9月8~9日と函館に滞在していましたので、その時に見かけた車両をいくつか
クハ785-303「スーパー白鳥」。
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東北新幹線新青森開業に備え、余剰となっていた785系クモハ785-105+クハ784-5を789系「スーパー白鳥」の増結車として改造したものです。
車号は789系の増結車である、モハ788+クハ789-301/302の連番となっています。北海道新幹線開業までは頑張ってくれることでしょう。

キハ281-6「スーパー北斗」
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函館~札幌3時間を実現したハイパワー振り子ディーゼルカーです。北海道新幹線開業後はさらなる所要時間短縮を図ったハイブリッド車が登場すると言われていますが、そのタイミングで引退するのでしょうか?

キハ182-405
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キハ183系500番代を波動輸送用として今後も使用するためにエンジン出力を若干落としたのがキハ183系400番代です。

キハ281-902「スーパー北斗」
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ここは七飯~大沼間の勾配緩和のために敷設された下り専用線、通称「藤城線」ですが、北海道新幹線新函館駅は本線の渡島大野に設置されるため、将来的にはここを旅客列車が走ることはほとんどなくなるかもしれません。

DF200-113
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JR貨物が導入した電気式ディーゼル機関車。ディーゼルエンジンで発電した電力を使用してVVVFインバータ制御でモーターを駆動して走ります。
100番代はコマツSA12V170-1形エンジン(1,800ps)+東芝FDM301同期発電機(1,550kVA)を2組搭載し、IGBT素子のVVVFインバータで三相交流誘導モーターFMT100(320kW)6基を駆動します。
今や函館本線の主力機となりましたが、この機関車をベースとしてJR九州が豪華夜行列車「ななつ星」用機関車を製造する予定です。

五稜郭にはJR北海道青函運輸所とJR貨物五稜郭機関区があります。
ここにはED79 50番代がたむろしています。
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ED79 50番代は1989(平成元)年にJR貨物が新製した交流電気機関車で、JR北海道のED79 0番代を設計のベースとしていますが、前面は前傾していたり、全幅や全高は若干大きかったりと外観的には差異があります。
EH500の進出で運用は大きく減っていますが、さらに北海道新幹線開業後は余剰となることは間違いないのでこの時点で全機引退となるのかと思われます。

ED79 13
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青函トンネルの開業に備え、ED75 700番代を改造してATC-Lと回生ブレーキを搭載。磁気増幅器をサイリスタに交換しました。以前は補機専用のED79 100番代と重連で貨物列車も牽引していましたがEH500に置き換えられ、現在は「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」「北斗星」「はまなす」の牽引に従事しています。北海道新幹線開業後は複電圧に対応していない同車も引退するものと思われます。

函館市交通局9602
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函館市交通局が2007(平成19)年に導入した全低床形の路面電車で2編成あります。ベースはアルナ車両のリトルダンサー、タイプC2です。

ED79 18「北斗星」
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最後の活躍をしているED79ですが、常時使用しているパンタグラフをシングルアームパンタグラフに交換しています。
国鉄時代より北海道では交流電気機関車のパンタグラフは常に函館向きを使用している点が、他のエリアとは大きく異なります。そのためかシングルアームパンタグラフと下枠交差形パンタグラフの両方を搭載するという形態になりました。

オハネフ24 2「北斗星」
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「北斗星」用として整備された24系は国鉄時代の車両をベースに耐寒耐雪装備を加えたものです。機能的には折戸を引き戸に改造し、ブレーキシリンダーを台車外側配置にしています。このほか個室化などの改造が施されています。
オハネフ24 2も4人コンパートメントという簡易個室に改造されていますが、新製は1974(昭和49)年という老兵です。

オハフ50 5007
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青函トンネル開業時に快速「海峡」用として50系を冷房化、転換クロスシート化した車両です。2002(平成14)年の「海峡」廃止後、一部は救援車として残存。今後の去就が気になります。

ワキ5233
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青函トンネル救援車として待機するボギー有蓋車。ワキ5000形は1965(昭和40)年から製造された30t積み有蓋車ですが、ワキ5253は台車を大径車軸に対応したTR63Dに変更したグループです。
ワキ5000形の現役車はいまやこの1両だけとなりました。

函館市交通局8001
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1990(平成2)年に800形の車体を更新して登場した函館市電の主力です。

キハ183-3563「北斗」
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JR北海道発足後に導入したキハ183系550番代をベースに130km/h運転対応のブレーキ強化などを実施しプラス2000番代となったグループです(グリーン車はキハ183系500番代がベース)。カーブの通過速度はキハ281系に劣りますが、それでもかなりの俊足です。
北海道新幹線開業までは頑張ってくれそう。


クハ481-3006「白鳥」
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485系1000番代をリニューアルした車両でGKインダストリアルがデザインしました。
国鉄形最速の140km/h運転が可能ですが、こちらも北海道新幹線開業までは頑張ってくれることでしょう。

あと数年で函館界隈も様変わりしますが、それまでに何回函館に行けるかな?