9月中旬に発売されるのはEOS Mボディとレンズ2本、マウントアダプター、そしてスピードライトです。
EOS Mボディは1800万画素のAPS-CサイズCOMSセンサーを搭載。つまり、EOSのAPS-Cと同じサイズなのは大きな魅力。もちろん映像エンジンはDIGIC 5。
シャッター速度は1/4000~30秒で秒間最高4.3コマの連写が可能。シンクロ速度は1/200秒、ISOは100~12800、H=25600まで拡張可能。ファインダーレスでAFはハイブリッドCMOS AF。測距点は最大31点でワンショットとサーボAFを備えているようです。実勢価格は6万円台みたいですね。
標準ズームはEF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STMで4段分の手ぶれ補正と、ステッピングモーターを内蔵しているようです。
でも一番気になるのはパンケーキレンズのEF-M22mm F2 STM。厚さ23.7mmで35mm換算35.2mmという焦点距離はもの凄く魅力です。てか買ったばかりのEF40mm F2.8 STMの影が薄くなりそう(汗
さらに嬉しいのがマウントアダプター EF-EOS M。つまり自分が持っているEFレンズがそのまま使えるわけ。しかも焦点距離が変わらないというのはもの凄く大きいなぁ!
常々焦点距離35~40mmのパンケーキレンズを常用できるシステムが欲しかったですが、EF40mm F2.8 STMだとEOS 5DかEOS-1Ds、EOS-1S Xじゃないと威力を発揮できず。そうなるとボディが大きくなると言うジレンマを抱えていましたが、このEOS MとEF-M22mm F2 STMの組み合わせは超最強。これとマウントアダプターがあれば、持ち歩きカメラなら充分じゃないか!
というわけでEOS M+EF-M22mm F2 STMと、手持ちのEOS 60D+EF40mm F2.8 STM、PowerShot S90、それからPowerShot G1-Xの携帯性を比較してみました。

その結果
EOS M+22mm(35mm換算35.2mm)
幅108.6mm×高さ66.5mm×奥行き約60mm、質量367g
EOS 60D+40mm(35mm換算64mm)
幅144.5mm×高さ105.8mm×奥行き約84mm、質量805g
PowerShot S90(35mm換算28-105mm)
幅100.0mm×高さ58.4mm×奥行き約30.9mm、質量198g
PowerShot G1 X(35mm換算28-112mm)
幅116.7mm×高さ80.5mm×奥行き約64.7mm、質量534g
こうしてみるとG1 Xを買う理由は消滅。S90が一番小さくてズームも使えますが、この場合S90を置き換えると言うよりもEOS 60Dを置き換える性格として考えるとEOS Mは持ち歩きカメラとしては大いにあり! という結論に達しました。ただ操作性がちょっと良くなさそうな気はしますので、早いところ実機を触ってみたいものです。