【鉄道温故知新】Part4 荻窪今昔 | はやこま すていしょん!

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更新頻度は遅めですが、日々の出来事や趣味的なことを書いていこうかなと思っています。若干鉄分は濃い目の予定(笑

1983(昭和58)年3月28、この日運転された「さようならED16」を撮影しに出かけました。当時神奈川県に住んでいた自分は小田急と中央快速を乗り継いで移動したのですが、どうして荻窪で下車したのかまったく覚えていません。おそらく中野、高円寺、阿佐ヶ谷は鉄道マニアでごった返していたのだと思います。
この列車と前週に運転された「日本テレビ おもしろまじめ号」は、晩年青梅、五日市、南武線で貨物を牽引していたED16が客車を牽引して中央線を走るということで非常に注目されていました。

中央総武線緩行ホームはかなりの人がいたので、最初は快速ホームの新宿側で待機しました。その間にEF64が牽引する14系座席車の団臨が通過。
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(EF64 73・荻窪・1983年3月28日)
EF64は奥羽本線と中央本線向けの勾配用電気機関車なので、さして珍しかったわけではありませんが、それでも客車を牽引するシーンは珍しくなってきていました。
で、やっぱり快速ホームは撮影するにはきついかなって感じたわけですが、実は荻窪って快速ホームと緩行ホームがオフセット配置されているんですよね。そんなわけで緩行ホームの先端に行かなくても何とかなるんじゃないかと思って、再び緩行ホームに移動して撮影したのがこれです。
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(「さようならED16号」ED16 10・荻窪・1983年3月28日)
ちなみにこのED16 10はJR東日本大宮総合車両センター内で保管されていて、以前は一般公開でも展示されていました。

あれから16年後の1999(平成11)年にまさか荻窪に引っ越すとは思いませんでした。このころの中央快速は201系天国でしたが、2009(平成21)年で引退。中央特快の大型愛称表示器も今や懐かしいですね。
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(クハ200-129・荻窪・2008年3月22日)
25年経過して沿線の住宅はビルに建て変わり、手前の架線柱は交換されていますが、青梅街道の陸橋やその周辺のトラス形架線柱は変わっていないようです。なによりも線路も曲がり具合が変わりませんね。

そして現在。
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(クハE232-1・荻窪・2012年7月18日)
中央快速の主役はE233系に変わりました。E233系は自分の通勤の足として長い付き合いになりそうです。