足利義満・・・
室町幕府第三代将軍、義詮の子。
応安元年(1368年)に将軍となる。
南北朝合一を果し、有力守護大名や朝廷を抑え、室町幕府権力を確立。
海音寺潮五郎先生の『悪人列伝』を読んでます。
現在の文庫本版では、古代篇・中世篇・近世篇・近代篇の4冊で構成されていますが・・・
3冊目の近世篇まで読みました。
取り扱われてる人物を見ますと・・・
蘇我入鹿、弓削道鏡、藤原薬子、伴大納言・・・
平将門、藤原純友、藤原兼家、梶原景時、北条政子、北条高時、高師直、足利義満、日野富子、松永久秀、陶晴賢、宇喜多直家、松平忠直、徳川綱吉・・・と、なっています。
このうち、蘇我入鹿、弓削道鏡、藤原薬子、伴大納言の4名は、大河ドラマで取り扱われてた時代以前の人物なので、大河ドラマには登場していませんが・・・
平将門と藤原純友を取り扱った『風と雲と虹と』が、一番古い時代を扱った作品になるらしく・・・
平将門~徳川綱吉の この悪人たちは、ほぼ大河ドラマに出ているのですが、この中で唯一 足利義満だけ大河ドラマに出てないそうです。
足利義満・・・
足利幕府の最盛期に君臨し、教科書でも取り扱われる人物ですし・・・
皇室をも乗っ取ろうとした気配もある人物で・・・
上記の人物の中では、一番歴史に影響を与えた人物と言っても良いかと思いますが・・・
大河ドラマに出てなかったんですね・・・。
<オマケ①:証拠>
平将門
藤原純友
藤原兼家
梶原景時
北条政子
北条高時
高師直
足利義満
・・・(´・ω・`)・・・
日野富子
松永久秀
陶晴賢
宇喜多直家
松平忠直
徳川綱吉
<オマケ②>
足利義満と言えば、とんち話『「一休さん』で出てくる将軍様として有名・・・
そして、お茶目・・・
義満は皇室を乗っ取ろうとしたくらいの大悪人なんですが・・・
一休さんでは、見るからに小悪人・・・
ちなみに、一休さんは天皇の御落胤と言われているそうで・・・
将軍様(歴史上では皇室を乗っ取ろうとした人物)を一休さん(天皇の御落胤)が頓智でギャフンと言わせる・・・
よくできた話です。