【し】新版画(しんはんが) | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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吾輩の辞書には「不毛」という文字しかない!

特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

新版画・・・

明治30年頃から昭和時代に描かれた浮世絵版画(木版画)のことを指す。

版元を中心として、従来の浮世絵版画と同様に、絵師、彫師、摺師による分業により制作された。 

伝統的な技法を尊重しながらも、摺りむらやバレンの跡をそのまま活かすなど、これまでの浮世絵常識にない表現も打ち出していおり、新たな版画芸術を目指した。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと前の平日に、三菱一号館美術館に行ってきました。

本当は別な美術館の展覧会に行こうと思ってたのですが、そちらの当日券が売り切れてたので、急遽こちらへ行った次第です。

 

なにが開催されているのかをきちんと把握してませんでしたが、美術館の広告パネルには「小林清親から川瀬巴水まで」との文字・・・

小林清親は、知りませんでしたが・・・

川瀬巴水は、確か・・・浮世絵の流れを汲む版画家だったはず・・・行ってみましょう!

・・・ということで、行ってみました。

 

 

トワイライト、新版画 - 小林清親から川瀬巴水まで

 

 

『トワイライト』との題がついているように、夕方の黄昏時や、闇イオの中に差す光に照らされたものなど・・・暗の中に浮かび上がるわずかな明・・・そんな感じの絵が展示されていました。


実際に撮影OKであったこれらの作品は、小林清親による作品で・・・

「光線画」と呼ばれ、明治初期に発表されたもののようです。

 

 

「光線画」自体は、「新版画」の前の時代のもので・・・

小林清親を評価した画家たちが「新版画」を築いて行ったようで・・・

そういった意味では、「光線画」は「新版画」の「トワイライト」(日の出前の薄明りの意味も持つ)なのかもしれません。

 

なお、展覧会の意味としては、浮世絵の「トワイライト」(日没後の薄明り、黄昏時の意味を持つ)として、この言葉を使ったようです。