<覇道の男>国分寺/国分尼寺 編(26);甲斐国 ・・・甲州旅⑥ | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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吾輩の辞書には「不毛」という文字しかない!

特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

儒教では、武力による治世を「覇道」と呼びますが、ここは「制覇の道」という勝手な意味で使ってます。


そんな「制覇の道」、国分寺や国分尼寺を回ってみる・・・

国分寺/国分尼寺も継続中です!

(国分寺/国分尼寺・・・741年に聖武天皇が国家鎮護のために日本各国に建立を命じたお寺です)

 

 

 

 

 

 

 

10月19日(日)~21日(火)に甲府市に泊り、周辺を観光してまいりました。

 

二日目・・・

甲府のお隣り・・・笛吹市にある甲斐国分寺・国分尼寺跡に向かうことにしました。

なお、公共交通機関で行きにくいところでしたので、最寄駅からタクシーを使用・・・

最寄駅って言っても、けっこう遠く・・・けっこうなお値段でした。

 

 

 

まずは、甲斐国分尼寺跡へ・・・

 

広い原っぱのような感じですが、建物の礎石がいくつか残っており、説明看板等がいくつか設置されていました。

 

敷地の北には講堂跡・・・礎石が12個あるそうです。

 

南に金堂跡・・・こちらは礎石が18個あるそうです。

 

見ての通り、復元建物等はありません。

 

 

 

 

 

そして少し離れたところにある甲斐国分寺跡へ・・・

 

国分尼寺跡よりは整備されているものの、やはり原っぱ感が・・・

建物の礎石、説明看板・碑等が設置されていました。

 

まだ発掘しているようなところもありました。

 

こちらは塔跡で、五重塔だったと推定されるそうです。

14個の礎石があり、真ん中の心礎には枘穴が見られます。

 

 

こちらは中門跡で、その礎石も見られました。

 

こちらは金堂跡ですが、礎石はあまり残っていないようです。

 

こちらは講堂跡で、25個の礎石が現存しているそうです。

 

 

 

 

両寺跡とも、まだまだ整備の最中といった感じですかね・・・

敷地が広いので、上手く史跡公園にすると、ちょっとした目玉になるのでは・・・と思ってますが・・・。

 

 

 

 

 

今まで回った先・・・

 

<国分寺>
畿内:大和、摂津?
東海道:三河、伊豆、甲斐、相模、武蔵、安房、上総、下総、常陸
東山道:信濃、上野、下野、陸奥
山陰道:出雲
山陽道:播磨、備中、安芸

南海道:土佐
西海道:筑前、豊後、肥後

<国分尼寺>

畿内:摂津?
東海道:三河、伊豆?、甲斐、相模、武蔵、上総、下総、常陸
東山道:信濃、上野、下野、陸奥
山陰道:出雲

山陽道:播磨、備中
西海道:筑前、肥後