メタルダー・・・
特撮ドラマ『超人機メタルダー』の主人公。
太平洋戦争末期、旧日本軍の起死回生のために古賀竜一郎博士によって開発、封印されたアンドロイド。
世界の影でうごめく死の商人「ネロス帝国」の存在に気付いた博士により甦る。
通常は剣流星という人間のような姿であるが、100%機械の身体であり、体内に秘められた全エネルギーが怒りと感情の高まりとともに、メタルダーへと「瞬転」する。
人間と同じような思考ができる「自省回路」を赤い左半身の左頭部に持ち、これと対を成す「戦闘回路」を青い右半身の右頭部に持つ。
『超人機メタルダー』は、宇宙刑事シリーズから始まったメタルヒーローシリーズの6作目で、1987年3月16日~翌年1月17日放映。
メタルダーのデザインやネーミングや設定は『人造人間キカイダー』を踏襲している。
脚本家のジェームス三木さんが亡くなれていたようで・・・・
ご冥福をお祈り申し上げます。
ジェームス三木さんと言えば、大河ドラマの脚本で有名ですが・・・
実は、東映の特撮ヒーロー番組『超人機メタルダー』の主題歌の作詞をされていたこともありまして・・・
それを思い出しました。
メタルヒーローの6作目です。
この作品は、最初は見ていなかったのですが・・・
キカイダーを彷彿させる作品が放映されていることを知り・・・主人公のカッコよさと・・・敵もカッコよかったり・・・主人公の戦闘スタイルも基本は肉弾戦で、そこがカッコよく・・・・
途中からハマった覚えがあります。
そのヒーロー番組のOP曲を聴いてますと、それが子供番組の主題歌とは思えないような歌詞が流れて・・・
その曲の作詞家を見たら、ジェームス三木さんだったわけです。
この作品のOP曲は、「君の青春は輝いているか」という曲で・・・
まず、「君の青春は輝いているか?」と始まり・・・
途中で「宇宙全体よりも深くて広いもの・・・それは一人の人間の心」と続き・・・
最後に「愛が欲しければ、誤解を恐れずに、ありのままの自分を太陽に晒すのだ」という歌詞で終わります。
当時のヒーロー番組のOP曲と言えば、勇ましい歌詞とヒローの名を最後に連呼して終わるのが定番でしたが・・・
歌詞に「メタルダー」の名を出さずに、深い内容の歌詞・・・
ものすごくビックリした覚えがあります。
残念ながら、その『超人機メタルダー』・・・
放送曜日と時間帯が変更になり、強固なチャンネル権を持っていた親父から、その時間帯のチャンネル権を奪えず・・・
再び見なくなってしまいました。
けっこう衝撃的な最終回と聞いた覚えがあります。