【せ】生命の樹(せいめいのき) ;万博直前大阪旅行③ | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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吾輩の辞書には「不毛」という文字しかない!

特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

生命の樹・・・

旧約聖書に登場する木であり、エデンの園の中央に植えられた木。

生命の樹の実を食べると、永遠の命を得るとされる。

旧約聖書において神がアダムとイヴをエデンの園から追放した理由は、知恵の樹の実を食べた人間が、生命の樹の実までも食べて永遠に生きる事がないようにするためであったとされる。

 

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イヴのせいで知恵の樹の実を食べて、イヴと一緒に神から追放されたアダムは愛妻家のように思えましたが・・・

神から何故 知恵の樹の実を食べたかを問われた時に、アダムは、イヴがそれをくれたので食べたと答えたそうで・・・

イヴをチクったところは愛妻家じゃないんだと思いなおしました。

 

 

 

 

 

と前置きが長くなりましたが・・・

今回、紹介するのは太陽の塔の内部に作られた岡本太郎さんの作品生命の樹です。

(『生命の樹』の縮小モデル)

 

 

 

大阪旅行の2日目に万博記念公園に行き、まずは太陽の塔を眺めましたが・・・

 
有料で内部にも入れると知りましたので、行ってみました。
 
 
中に入ると、太陽の塔の第4の顔が設置されているゾーンがあります。
かつて太陽の塔の内部には地下空間も設けられており、そちらに『地底の太陽』と呼ばれる第4の顔が設置されていたそうです。
現在、地下空間は閉じられており、1階の入口傍のエリアに復元した『地底の太陽』が展示されています。
 
 
そこから奥に入ると、『生命の樹』があります。
塔の上部まで伸びたモニュメントであり、生物の進化を表しており・・・
低層から上層に向かって、原生類時代→三葉虫時代→魚類時代→両生類時代→爬虫類時代→哺乳類時代と展示物が変わります。
 
 
階段を使って、上層エリアに行けますが・・・
撮影は、残念ながら原則的に1階からになります。
(撮影機を落とすと危ないためで、有料で保護用ケースを借りると、上層での撮影もOKです)
 
上層部分については、見上げての撮影になります。
 
この樹の枝部分に、原生生物や魚、魚類、恐竜、オラウータン、チンパンジー、原始人などのモデルが設置されいました。
過去の万博から だいぶ経ちますので、生物のモデルも劣化してしまったそうで・・・
修復したり、新しいものに置き換えたり・・・
敢えて劣化したままのものを変えずに設置続けてるものもありました(オラウータンは顔がもげてました)。
 
 
 
 
 
なお、万博記念公園内のEXPO'70パビリオン(記念館)には・・・
 
生命の樹に設置されていたモデルの一部が展示されていました。