七日・・・
① 日の数の七つ。
② 月の第七の日。
今年の1月7日から始まった大河ドラマ『光る君へ』・・・
主人公は紫式部で・・・
大河ドラマが取り扱われた時代としては、平将門を扱った『風と雲と虹と』に次ぐ二番目に古い時代のようです。
紫式部については、実際の本名は分かっておらず、正確な生没年も不明・・・
そんなこともあり、大河ドラマの方も創作部分が多くならざろう得ないと思いますが・・・
第1話の最後の方で、まひろ(ドラマの中での紫式部の名前)の母親が藤原道兼(藤原道長の次兄)に殺されてしまい・・・あまりのシーンにビックリしてしまいました。
藤原道兼・・・
ドラマの中でのエキセントリックぶりが凄かったので、手元にあった『大鏡』(藤原摂関家を中心に描いた紀伝体の歴史書)現代語訳版を読み直したところ・・・
この人は長徳元年5月2日に関白の宣旨を受けるものの、その月の8日に35歳で亡くなったそうです(Wikiには、「七日関白」と呼ばれたが、在位は7日超であったと書かれてます)。
また、父・兼家の逝去の際に追善供養は行わず、人を集めて遊び戯れていたというエピソードも書かれており・・・『大鏡』では、あまり良い人物としては扱われていませんでした。
ちなみに、当時は死穢の考えが現代以上に強かったので、貴族が自ら手を下すことは・・・。
それは置いておきまして、『光る君へ』について楽しみに見ていこうと思います。