【や】山下 清(やました きよし) | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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吾輩の辞書には「不毛」という文字しかない!

特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

山下 清(1922年~1971年)・・・

昭和時代の画家。

児童養護施設八幡学園で貼絵(ちぎり絵)を学び、才能をしめす。

優れた観察力と大胆な色づかいが高く評価される。

全国各地を放浪し、気ままな制作活動を続けた。

「日本のゴッホ」「裸の大将」と呼ばれた。

 

 

 

 

 

先週の金曜日、山下清展に行ってきました。

 

生誕100年 山下清展 - 百年目の大回想 -

SOMPO美術館にての開催です。

損保ジャパン自体は、ビッグモーターの問題がありますが・・・

まぁ、美術館は別と言うことで・・・。

 

 

 

行ってみますと、平日の昼にも限らず、大盛況。

今さらながら、山下清という画家の認知度の高さを思い知りました。

TVドラマの影響が強いんでしょうね・・・自分も その一人ですが・・・。

 

 

<ご参考:展示内容>

https://www.sompo-museum.org/wp-content/uploads/2023/03/pr-yamashita-20230324.pdf

 

 

貼絵がメインになりますが、ペン画、水彩画、油彩画、版画などの展示もあります。

 

でも、やはり貼絵が一番の見所でしょうね。

初期の作品は、絵として上手いという訳でもないですが、ものすごく力強さがあり・・・

確かにゴッホを思わせるところもありますが・・・

個人的には、力強いアンリ・ルソーといったような感じもしました。

 

後期の作品は、ちぎり絵(貼絵)としての ちぎる技術・貼る技術が高度になって、ものすごく目を見張るものがありました。