岡本太郎(1911~1996)・・・
昭和~平成時代の洋画家、彫刻家。
マンガ家の岡本一平、歌人・小説家の岡本かの子の子として生まれる。
昭和4年(1929年)東京美術学校に入学するも、同年両親とともに渡欧、11年間をパリで過ごす。
パリで抽象美術運動やシュールレアリスム運動などの前衛運動に参加。
戦後、前衛芸術運動を始め対極主義を唱える。
原色を生かした生命力あふれる造形が特徴。
10月下旬の日曜日に東京都美術館に行って、こちらの展覧会を鑑賞してきました。

展覧会 岡本太郎
実は・・・前衛芸術と呼ばれる方々の作品って、必ずしも得意なわけではないですが・・・
岡本太郎さんがご存命中は、よくTVなどで拝見した覚えがあったのと・・・
縄文土器に影響を受けたとのエピソードを聞いたことがあり、私も縄文文化は素晴らしい文化だと思ってることもありまして・・・
行ってました。
会場の方では、ほとんどの作品が撮影OKでした。
まぁ、鑑賞の邪魔にならない程度に数点撮って、あとは鑑賞に専念することにしました。
そう言えば、岡本さんの作品には目玉らしきものが描かれた作品が多いですね。
そう言えば、TVで見た岡本さんって、剥きだすほど目を見開いて喋っているイメージが強いです。
そう言うこともあって、目玉なんでしょうかね?
作品の撮影は、もうやめようと思ってたのですが・・・
「燃える人」がありましたので、つい撮ってしまいました。
第五福竜丸被爆事件をモチーフにした絵であることを、TVか何かで見た覚えがあります。
こちらのドローイングも、同じく「燃える人」。

両作品とも、視覚的に強烈に核の脅威を伝えてますね。
露国のウクライナ侵攻や北朝鮮のことを考えますと、今さら他人事ではないですね。
撮影は、もう止めようと思ったですが・・・

これは、ついつい撮ってしまいますね。
1/50スケールのようです。
本物を見たことがありませんので、つい裏側に回ってしまいました。
そう言えば、「太陽の塔の」の内部って、こんな感じらしいですよね。

「生命の樹」と言うそうです。
全体は、こちらをご参考に・・・
前衛芸術と呼ばれる方々の作品って、得意ではないとは言いましたが・・・
力強く、色彩が強烈で、目に焼き付くような作品が多く・・・縄文土器の火焔土器の荒々しさを感じるようなものもあり、個人的にはとても楽しめました。
<オマケ>