【う】ウェスタンブロット法(うぇすたんぶろっとほう) | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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吾輩の辞書には「不毛」という文字しかない!

特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

ウェスタンブロット法(Western blot analysis)・・・

電気泳動によって分離したタンパク質を膜に転写し、任意のタンパク質に対する抗体によって、タンパク質混合物 から特定のタンパク質を検出する手法。

ウェスタンブロッティング(Western blotting)とも言う。

 

ちなみに、必殺技ではありません。

 

 

 

もともとサザンブロッティング(Southern blotting)という手法がありまして・・・

それは放射性同位体や酵素などで標識した短いDNA配列をプローブ(探針)として、プローブと相補的な塩基配列を持つ DNA 断片を特異的に検出する手法のことです。

ちなみに、サザンさん(エドウィン・サザン:Edwin Southern)が考案した手法です。

 

そして、同じ原理で特定の配列をもつRNA断片を検出する実験手法としてノーザンブロッティング(Northern blotting)というものがあります。

これは、サザン(南)にちなんで、洒落でノーザン(北)と名づけらたそうです。

 

そして、ウェスタンブロッティングについても、その流れでウェスタン(西)と名付けられたそうです。

 

ちなみに、イースタンブロッティングもあるそうですが・・・

複数の手法が「イースタンブロッティング」という用語で説明されており、確立したものはないそうです。

 

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「西と日」と言うことで、大学時代に習った そんなことを思い出した次第です。