恐れ入谷の鬼子母神・・・
「恐れ入る」の意。
辞書的なサイトには・・・「おそれいる」を地名の「入谷」にかけて・・・みたいな説明がされていますが、そういう説明ってチョット・・・。
寛永寺を訪れたことを前回の記事に書きましたが・・・
寛永寺の最寄り駅は鶯谷駅・・・
鶯谷駅から遠くないところに入谷鬼子母神ありますので、行ってみました。
あの「恐れ入谷の鬼子母神」の入谷鬼子母神です。
正式には、仏立山真源寺です。
万治2年(1659年)に法華僧の日融が開山したそうです。
鬼子母神については、知っている人も多いかと思いますが・・・
インドの鬼神・般支迦の妻で、500人の子供を持っていたそうです。
彼女は毎日 人間の子供を食べていたが、釈迦によって彼女の末子を隠されたところ、半狂乱となって狼狽え、釈迦に縋って人間の子供を殺さないことを誓い、末子を返してもらったそうです。
その後、改心して彼女は仏法の守護神、子育ての神となったとのことです。
そう言えば、以前にTVドラマ「西遊記」(堺正章が孫悟空のやつ)で、和田アキ子が鬼子母神をやっていた覚えがあります。
当時、自分も子供でしたが、子供を食う鬼(鬼子母神)にピッタリな配役だと思った覚えがあります。
さて、その鬼子母神ですが・・・
入谷の場合、「鬼」の字の上部の「ノ」を無くした字を使うようです。
鬼ではなく、子育ての神になったので、「ノ」(ツノ)をとって無くしたそうです。
ちなみに・・・
恐れ入谷の鬼子母神、びっくり下谷の広徳寺、そうで有馬の水天宮、志ゃれの内の祖師様、嘘を築地の御門跡・・・と言うそうで・・・
入谷鬼子母神以外も行くべき?!