【し】植物(しょくぶつ) | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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吾輩の辞書には「不毛」という文字しかない!

特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

植物・・・
生物界を分けたとき動物と対立する大きな一群。
植物とは、細胞が細胞壁を有し、細胞内に葉緑素を含み、独立栄養で光合成を行うことができる生物をいう。
かつては細菌や菌類も植物に含めていたが、現在では生物を動物、植物、菌類の三界に分ける説が有力である。
 
 
 
 
オリンピック終了後、パラリンピック開催前のちょっと前・・・
平日に夏休みを取って、国立科学博物館に行ってきました。

 
植物展が開催されてまして、それに行ってきました。
 
特別展 植物 地球を支える仲間たち
今まで夏は、哺乳類展、恐竜展、昆虫展など動物系の特別展が多かったような気がしますが・・・今季は植物!
子供の夏休み時期で、子供はどちらかと動物の方が好きですから、おそらく今までは動物系が多かったのだと思いますが・・・
コロナ禍で人数制限しなくてはいけないので、タイミングや規模のことを考えると、ちょうど良いテーマな気がします。
 
とは言っても、やはり子供連れのお客が多いですし・・・
子供たちの食いつきも、それなりで・・・
意外とゆっくり見れないのが現状だったりします。
 
 
 
さて、会場ですが・・・
いろいろな展覧会でみられる大型模型があったり・・・
 
 
本物の植物も展示されています。
こちらは数百年も生きているという植物です。
 
 
一部、本物の植物が持ってこれないようなものは、実物大モデルもありまして・・・
単体の花として世界最大の花のラフレシアや・・・
単体でないものであれば、さらに大きいショクダイオオコンニャクの花などが展示されてました。
なお、両者とも花の匂いは、腐った肉のような匂いらしいです。
本物ではなく、模型でよかったです。
(ちなみに、ショクダイオオコンニャクの匂いを再現したエリアが別なところになりましたが、そこに行きませんでした)
 
 
他には化石なんかも展示されていました。
 
 
一番お客の食いつきが良かったのが、食虫植物コーナーでした。
大型模型模型が目につきましたが・・・
実際の食虫植物がオンパレードで展示されているショーケースも設置されてました。
本当に虫とか入れてくれると、面白そうなんですが、さすがにそこまではやってくれないですね。
 
 
第二会場だったと思いますが、植物工場のケースもありました。
植物工場には興味がありますが、現時点では価格面でまだまだ定着してないようですが、未来的にはクリアになって安定的な食の提供に繋がって欲しいと思います。
それと、人工光合成の研究も進んで欲しいですね。
 
 
今回の特別展で一番感じたことは、植物ってしたたかなんですよね。
花粉を遠くまで運ぶために、虫を誘導し、虫に花粉をつけさせるんですけど、その方法がいろいろあったり・・・
その植物を食べてしまう虫の天敵を呼ぶために誘引物質を発したり・・・
食虫植物は衝撃に反応しますが、虫と雨粒などを区別するのに衝撃の回数で区別したり・・・
他にもしたたかな面が見られました。