【き】旧東京音楽学校奏楽堂(きゅうとうきょうおんがくがっこうそうがくどう) | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

旧東京音楽学校奏楽堂・・・

東京藝術大学音楽部の前身である東京音楽学校の校舎として、明治23年(1890年)に建造。

昭和40年代、老朽化が目立つようになり、都外へ移設する構想が持ち上がりますが、昭和58年(1983年)に東京藝術大学から台東区へ譲渡。

昭和62年(1987年)に現在の地(上野恩賜公園内)へ校舎を移築・復原し、「旧東京音楽学校奏楽堂」として一般公開開始となります。

昭和63年に日本最古の洋式音楽ホールを擁する校舎として、重要文化財に指定。

耐震工事など建物の保存と修復のために2013年から休館としており、平成30年(2018年)11月に再開してます。

 

 

 

10月25日(日)に、旧東京音楽学校 奏楽堂に行ってきました。

 

こちらの施設、文化財としての建物の価値もありますが・・・

ここの中にある音楽ホールは現在も使用されてまして・・・

日曜日には、無料のコンサートが開催されています。

 

 

その無料コンサートに行ってきました。

(まぁ、無料と言いましても、建物への入場料はありますので、そこは注意です)

 

ちなみに、第1・第3日曜日がチェンバロ、第2・第4日曜日がパイプオルガンの演奏で・・・

現役の東京藝術大学の学生さんもしくは大学院生さんが演奏してくれます。

約30分程度ですので、初心者にはちょうど良い時間かもしれません。

 

 

この日は、パイプオルガンのコンサートでした。

ここのパイプオルガンは、大正9年(1920年)に徳川頼貞がイギリスから購入し、昭和3年(1928)に東京音楽学校へ寄贈されたものらしいです。

コンサート用としては日本最古のパイプオルガンに当たるそうです。

 

 

この日は、修士1年の学生さんによる演奏でした。

なかなか感じの良いお嬢さんでした。

 

演奏される曲のリストをもらわなかったので、名の曲を演奏したか分かりませんが・・・

途中で、オルゴールで使用されるような感じの曲を演奏されてました。

それは、可愛らしい曲でした(演奏者本人も言ってましたが・・・)

 

ちなみに、後ろの方の席から聴いてましたが・・・

前の方に爆睡気味のオジサンが何名かいましたね。

まぁ、α派でしたっけ?あれが出てるから眠くなるんでしょうが・・・前の方に行かなきゃいいのに・・・。

 

 

 

 

ちなみに、以前にも旧東京音楽学校奏楽堂の日曜コンサートに来たことありますが・・・

その時もパイプオルガンの演奏でした。

今度はチェンバロを狙って行きたいと思います。