【う】うまかっちゃん | 公辞苑(ハムじえん)【第二版】

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特にテーマもなく、徒然なるままに書き綴ってます。

うまかっちゃん・・・

ハウス食品から発売されているインスタントラーメン(袋麺)のブランド。

1979年に九州限定の豚骨味ラーメンとして販売開始。

その後西日本全域に展開し、一時期 関東でもよく見かけました。

今年は、発売開始から40周年を迎えます。

https://housefoods.jp/products/special/umakachan/index.html

 

 

 

現在、関東ではこの「うまかっちゃん」という商品はほとんど見かけませんが・・・

私(現在50歳ちょっと手前)が小学生の頃、この袋麺が関東でも流通られ、CMなどもよく見ました。

 

こちらは、関東でもよく流れていたCMだったと思います。

 

個人的には「うまかっちゃん」を食べるまでは、豚骨ラーメンの存在を知らなかったはずです。

時代・・・そして両親の好みで、ラーメンと言えば味噌ラーメンか支那そばくらいしか知らなかったのです。

 

「うまかっちゃん」が関東で流通されると、両親も豚骨ラーメンのファンになり・・・

実家でも「うまかっちゃん」を頻回に食べるようになりました。

 

 

そんな「うまかっちゃん」ですが・・・

現在は関東では流通されておらず、九州物産展みたいなところで時々目にするくらいです。

そして、某日、某駅構内で九州物産展みたいなことをやってまして、この「うまかっちゃん」を目にしたものですから、つい買ってしまいました。

 

 

ちなみに、私が子供の頃によく食べてたのは、上段の左端の普通の「うまかっちゃん」です。

むしろ、他の5種類の「うまかっちゃん」は今まで口にしたことがなく・・・思い出に浸れる商品ではないのですが・・・ついつい買ってしまいました。

とりあえず、買ってしまいましたので、日を置いて食べ比べてみました。

以下が個人的な感想です。

 

 

 

普通の「うまかっちゃん」:

万人受けする濃すぎない豚骨スープの味が良く、粉末スープとは別に付いている調味油が良い仕事をしてるんですよね。

クセのない豚骨で上手いです。

 

濃厚新味(細カタ麺):

豚骨の臭みが強く、好き嫌いが分かれる味です。

個人的には臭いの大好き♪

麺は細く、短時間で茹でるタイプで、いわゆるバリカタを再現したものです。

長浜ラーメンっぽいです。

 

鶏だしとんこつ:

「うまかっちゃん」の仕事師である調味油が付いてない袋麺でした。

味は薄く、サッパリ系だが・・・スープを飲み続けると、サッパリの中に豚骨の風味が遅れて出てきます。

この味なら調味油ない方が合ってるかもしれません。

 

久留米風とんこつ:

これも調味油がありませんでした。

普通の「うまかっちゃん」に比べ濃い味ですが、調味遊があれば、もっと美味しくなったような気がします。

実際の久留米ラーメンを食べたことがありますが、実際の久留米ラーメンは豚骨臭が強く・・・この「うまかっちゃん」は久留米ラーメンっぽくはないです。

むしろ、濃厚新味の方が臭みがありました。

 

熊本 香ばしにんにく風味:

調味油が熊本ラーメンのマー油(焦がしニンニク油)風味でした。

と言っても、ニンニク臭はほどほどで、見た目は黒くなくて(マー油は黒い)、焦がし感もなかったです。

「うまかっちゃん」ニンニク風味と言ったところでしょうか・・・

でも、熊本ラーメン風と言えば、熊本ラーメン風でした。

 

博多 からし高菜風味:

高菜風の味が強く、豚骨味が分かりにくいです。

スープを飲み干したあとは、唐辛子の味が残ります。

 

 

 

ちなみに、「うまかっちゃん」のラインナップは他にもあるようで・・・

機会を見つけたら、買って食べようと思います。