おきゃん・・・
若い女性が活発で、やや軽はずみなさま。
また、そのような娘。
お転婆。
もともとは男性にも使われていたそうです。
漢字では「御俠」と書きます。
「俠」には、おとこぎ という意味があるそうです。
先週ですが、國學院大學博物館に行ってきました。

無料の博物館なので、面白い企画展があると時々行ってます。
今回は、コチラでした。
浮世絵ガールズ・コレクション -江戸の美少女・明治のおきゃん-
浮世絵の美人画が見れるし・・・
「おきゃん」って言葉も久々に聞いたな‥と思いまして、行った次第です。
展示作品数は四十数点で、そう多くはありませんが・・・
まぁ、無料で見れますからね。
あと、撮影もOKです。
浮世絵で美人画と言いますと、喜多川歌麿が有名ですが・・・
歌麿はありません。
歌川国芳らの「山海愛度図会(さんかいめでたいずえ)」というシリーズと・・・
同じく歌川国芳らの「江都錦今様国尽(えどにしきいまようくにずくし)」というシリーズ・・・
・・・これが江戸の美少女のようで、この二種のシリーズのみでした。
明治のおきゃんの方は・・・
いくつかのシリーズが展示されてました。
個人的には、その中で月岡芳年の絵があったのが嬉しいですね。
血みどろ絵で有名な芳年ですが・・・
芳年の美人画はけっこう色っぽい表情の絵が多く、けっこう好きです。
他に豊原国周らの「東京自慢名物会」というシリーズの絵も可愛らしい女性の絵が多かったです。
ちなみに、行った日が大学のオープンキャンパスの日だったようで、けっこう混んでました。
普通は混んでないと思うので、気軽に行ってみるとよいかもしれません。